「シニア活用度組織診断」とは
自治体や関係団体が、自治体職員の高齢者世代(シニア人材)をどの程度・どのように活かせているかを客観的に確認し、今後の改善の方向性を整理するための簡易診断ツールです。
お手元には、簡易プログラム化(回答結果は直ぐに確認)したエクセルシートをお送りします。
「シニア活用度組織診断」の概要
1.診断の対象
- 首長ご本人
- 人事部門長
- 各部門統括部門長
2.診断の方法
- 各設問に対して、4段階で評価します。設問は方針戦略、配置・業務設計、能力開発、働き方、健康管理、組織風土の5つの視点に対し、それぞれ10問設定し50問あります。
- スコアは、できている⇒4、概ねできている⇒3、あまりできていない⇒2、できていない⇒1の4段階評価で回答してください。
- 中心化傾向が出やすいので、割り切って点数をつけると実態が把握できます。
3.診断結果で分かること
- レーダーチャートで各項目の出来具合が表示されます。
- 各項目ごとに、簡単ですが評価コメントが出てきます。
- 今後の課題(推奨ポイント)として、現状を分かりやすく表現したコメントが出てきます。また、課題対応として推奨する対応ポイントが出てきます。
※結果は“正解”ではなく“対話の材料”としてお使いいただくことをお勧めいたします。
「シニア活用度組織診断」使い方のポイント
- 人口減少・採用難を背景に、人材確保は「量」から「質・持続性」への転換が必要
- 若手職員の確保・育成が難しい中、行政サービスの品質維持・向上が重要な経営課題
- シニア職員の制度運用・住民対応・危機対応等の知見が、組織力として活かされていない
- シニア活用組織診断により、現状把握と課題の可視化を実施
- シニア職員を補完的人材ではなく、判断力と継続性を支える戦略的人材として再定義
まず「シニア活用組織診断」により自治体の現状把握 と課題整理を実施しましょう。
制度導入ありきではなく、現場運用を起点としたスモールスタートを重視し、実情に即した、持続可能なシニア活用の方向性を検討する機会としてください。
設問例

設問は、“~している”という風に設定されています。
あまり迷わずに率直に回答欄に、4段階で入力してください。
50問最後まで回答したら、Excelシートの回答結果を開いてください。
回答結果
(1)レーダーチャート

- 自動採点した結果をレーダーチャート化し一目で強弱が解ります。
(2)各項目別コメント(例)
①方針・戦略

②配置・業務設計

③能力開発・研修

④働き方・健康管理

⑤組織風土

(3)今後の課題(推奨ポイント)
- シニア活用を人事方針として明文化し、数値目標や重点施策を設定し戦略性を高める。同時に、管理職や現場への方 針浸透を図る。
- 能力・健康・経験を踏まえた配置基準を明確にし、役割分担や技術継承を業務目標として明示する。また、再任用時の対話内容を配置に反映する仕組みを整える。
- シニア職員研修のメニューを高度化・個別化し、研修成果を業務や配置に反映する仕組みを作る。さらに、若手育成・技術継承を中長期計画に組み込む。
- 健康配慮と業務設計を連動させる仕組みを作り、制度利用状況を可視化し、形骸化を防ぐ。さらに、多様な働き方を中長期的人事戦略に組み込む。
- 年齢による思い込みをなくし、シニアが孤立しない支援体制をつくる。さらに、公平に評価し、対等に議論できる環境を整える。
※今後の課題(推奨ポイント)は、各項目で何をしたら良いかのヒントとなります。
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