個人秘書としてのAIツール(3)
第3回:AIと共に歩む「生涯現役」の知的ライフスタイル
~好奇心を形に変え、学びを止めないための習慣術~
第1回では過去の自分を整理し、第2回では未来の働き方に合わせたAIの活用法を見てきました。最終回となる今回は、定年後の長い時間をより豊かに、そして知的に過ごすための「AIとの付き合い方」を提案します。
AI、特にNotebookLMを使い続けることは、単なる効率化ではありません。それは、あなたの知性を常にアップデートし続ける「外部脳」を持つということです。
1. 「学び直し(リスキリング)」の心理的ハードルを下げる
新しいことを始めようとすると、専門用語の壁にぶつかることがあります。
- 習慣: 興味を持った分野の入門書やWeb記事をどんどんNotebookLMに放り込みましょう。
- AIの助け: 「この分野の基礎知識を、中学生にもわかるように5分で解説して」と頼めば、新しい知識がスッと頭に入ってきます。AIは何度同じことを聞いても、決して嫌な顔をしません。
2. 蓄積した知識を「知恵」に変える
ただ読むだけでは忘れてしまう情報も、AIの中に蓄積(ソース化)しておけば、いつでも引き出せる「生きた知恵」になります。
- 習慣: 散歩中に思いついたアイデアや、読書で感動した一節をスマホで撮ってOCR(文字変換)し、AI秘書に届ける。
- AIの助け: 数ヶ月後、「最近の私の関心事を踏まえて、次に読むべき本を提案して」と聞けば、AIはあなたの蓄積から「あなただけの読書リスト」を作ってくれます。
3. 「孤独」を「創造」に変える
定年後、社会との接点が減ることを不安に思う方もいるかもしれません。しかし、AIがいれば「一人での作業」が「AIとの共同創作」に変わります。
- 活用法: 自分の経験や趣味の知識をまとめて、ブログを書いてみる、あるいは電子書籍を作ってみる。
- AIの助け: 「私のこの知識を世の中に役立てるには、どんな発信方法がありますか?」と相談してみてください。AIはあなたの「壁打ち相手」となり、新しい社会貢献の形を一緒に模索してくれます。
終わりに:AIはあなたの「これまで」を敬うパートナー
AIは若い世代だけのものではありません。むしろ、膨大な経験と知識を持つシニア世代こそ、情報の整理と抽出を得意とするAI(NotebookLM)の恩恵を最も受けることができます。
「操作が難しそう」という不安は、第1回でご紹介した「スマホで1枚撮るだけ」の勇気で乗り越えられます。AIという新しい秘書を仲間に加えて、あなたらしい「第2の現役生活」をスタートさせてみませんか?
